よくある質問

クリアグリップについて

天候に関係なく施工してもらえますか?
+5℃~35℃の気温環境で施工をお願いします。範囲外での施工では硬化不良(硬化不足)や仕上がり外観や性能に支障を及ぼすことがあります。
なお、雨や雪の場合など、天候によっては施工日程・時間を変更することもありますのでご了承ください。
工事期間はどのくらいかかりますか?
施工範囲にもよりますが、お掃除を含め1日~2日程度で終わります。
施工範囲が大きい場合は、日数がかかる場合があります。
※弊社で実際に200㎡施工したお客様の場合(クリアグリップ)、お引渡しまではお掃除から含め3日です。
クリアグリップ施工後の、表面のお掃除(お手入れ)について、おすすめの方法を教えてください。
洗浄には、中性~弱アルカリ性の生活用洗剤をご使用の上、表面の汚れを一般的なデッキブラシなどでこすり水で洗い流す程度が適当です。
洗い流す(水分を除去)方法は、ゴムモップ(ドライワイパーなど市販1,000円~2,000円)や水も吸える掃除機をおすすめいたします。
※クリアグリップ用の洗剤いらず、水で濡らしてこするだけのブラッシングスポンジも販売しております。
施工中は、匂いなど発生しますか?
施工中は乾燥するまで臭気がありますが、換気に気を付けて作業を行います。
※刺激臭のしない水性クリアグリップアクアもございます。
融雪剤などを撒いても問題ありませんか?
特に問題がないと思われます。
雪かきなどをしても問題ありませんか?
特に問題ありませんが、施工面を削ると剥がれる場合があります。

カパラグリップについて

カパラグリップの施工作業可能な環境温度範囲を教えてください。
+5℃~35℃の気温環境で施工をお願いします。範囲外での施工では硬化不良(硬化不足)や仕上がり外観や性能に支障を及ぼすことがあります。
カパラグリップに施工可能な床材を教えてください。反対に施工に不向きな床材を教えてください。
可能な床材は、コンクリートモルタル仕上、縞鋼板、縞ステンレス鋼板、陶器・磁器タイル、アスファルト、Pタイル、FRP、樹脂製屋外ウッドデッキ材などです。
不向きな床材は既製品プラスチック製スロープ、ガラス強化ガラス、長尺シート、天然石材タイル大理石、天然木フローリング、天然木ウッドデッキ材などです。
工事期間はどのくらいかかりますか?
施工範囲にもよりますが、お掃除を含め1日~2日程度で終わります。
施工範囲が大きい場合は、日数がかかる場合があります。
施工後、24時間は硬いもの、重いものを乗せないよう、養生(乾燥)期間が必要となります。
天候に関係なく施工してもらえますか?
推奨の塗布面の表面温度は5℃~60℃です。
冬場の場合気温以上に床の表面温度が下がる場合もありますし、夏場の場合は気温が30℃でも床の表面温度は60℃以上になることもあります。
なお、雨や雪の場合など、天候によっては施工日程・時間を変更することもありますのでご了承ください。
カパラグリップの水性アクリル樹脂は、なぜ固まると水などでも溶けないのですか?
水性と言っても、一般的に水性アクリル樹脂の主たるアクリル樹脂は水に溶けませんので実は水の中に樹脂が分散しているだけです。
このような状態をアクリルエマルジョンと呼び、水に溶けない樹脂を強引に水の中に分散させています。
使用上は一見、水に溶けているかのように扱えるのがエマルジョンで、ここで強引に分散させるために「分散剤」や「可塑(かそ)剤」を必ず添加します。
主に界面活性剤などですが、これがないとエマルジョンになりません。
水性アクリル樹脂(エマルジョン)は、水分が蒸発して乾燥すると強引に分散されていた樹脂のだんごが積み重なってひっついた状態になり固まります。
その状態になると、次に水が来ても溶解しなくなります。
カパラグリップのC.S.R.値などの摩擦抵抗の目安になる数値を教えてください。
KGはアスファルト舗装に表面性・特性が類似しておりますので、弊社では一般的に舗装路面などの抵抗値尺度に用いられる滑り抵抗値BPN(British Pendulum Number)を以って摩擦抵抗値を数値測定し、参考にして頂いております。
滑り抵抗(SkidResistance)とは、舗装面と自動車のタイヤ等との間に発生する摩擦抵抗値です。「東京都福祉のまちづくり条例施設整備マニュアル」や公益社団法人日本道路協会の「アスファルト舗装要綱」では、歩行者が安全かつ円滑に利用できる床の材料及び仕上げを選択するよう定められており、具体的には歩行者側の道路舗装で滑り抵抗値BPN(British Pendulum Number)=40BPN以上(湿潤状態)が望ましいとされています。
滑り抵抗値BPNは、試験機「振り子式スキッドレジスタンステスタ」で測定して得られる滑り抵抗値で、日本道路協会発行の「舗装調査・試験法便覧」(平成19年6月版)のS021-2「振り子式スキッドレジスタンステスタによるすべり抵抗測定方法」に基づき、製品の滑り抵抗値を測定しています。
測定結果のKGの滑り抵抗値BPNは、気温20℃環境下での湿潤状態で92.2BPNです。
カパラグリップ施工後の、表面のお掃除(お手入れ)について、おすすめの方法を教えてください。
洗浄には、中性~弱アルカリ性の生活用洗剤をご使用の上、表面の汚れを一般的なデッキブラシなどでこすり水で洗い流す程度が適当です。
洗い流す(水分を除去)方法は、ゴムモップ(ドライワイパーなど市販1,000円~2,000円)や水も吸える掃除機をおすすめいたします。
カパラグリップ施工後にフォークリフトが通り、カパラグリップがはがれてしまいました。原因は何でしょうか。
リーチリフトと呼ばれる、立って操作を行うタイプのフォークリフトの場合、キャスタタイヤが硬質ウレタン製のため、カパラグリップがはがれる事象が発生しております。
硬質のタイヤが原因と考えられますので、リーチリフト(硬質ウレタンキャスタータイヤ仕様)が走行する床へのカパラグリップの施工は控えていただくようにお願いいたします。
カパラグリップの表面に、高圧洗浄やスチーム洗浄を行っても大丈夫ですか。
高圧洗浄の圧力によっては、低い頻度でのご使用は問題ないと判断しますが、頻繁な使用や長時間の適用はカパラグリップの形成を破壊したり、床面との密着に支障をきたす可能性がありますのでおすすめできません。
また、それらに対する耐性を保証するものではありません。
洗浄には、中性~弱アルカリ性の生活用洗剤をご使用の上、表面の汚れを一般的なデッキブラシなどでこすり水で洗い流す程度が適当です。